2010年06月20日

歯科検診と虫歯治療について




この歯を見(診)て、3本ともひどい虫歯とわかるでしょうか?

一般の方は当然わからないと思います。
それでは、歯科医であればわかるのでしょうか?

私でも、見ただけでは正直わかりません。
しかし、歯科医として、きちんと検査して、診査、診断すればわかります。


レントゲン検査とレーザー検査により発見し把握している虫歯の箇所と部分を治療します。3か所の目に見えない部分の虫歯が大きく広がっていました。


ただ、虫歯を削るのではなく、虫歯の撮り残しのないように、なおかつ、歯の神経を傷つけないよう、細心の治療を行います。
この、虫歯治療こそが歯科治療の中で、最も難しい治療の一つになります。
(ちなみに、私はインプラントの手術は1時間あれば14本の手術を終えてしまいます。顎の中に埋まった親知らずは5分で抜いてしまいます。)

虫歯の感染歯質を完全に取り除き、健全歯質を最大限削らないように配慮し、治療しました。


今度は、取り除いた欠損歯質をきっちりと隙間なく詰め、修復し、フロスもきちんと通るようにしあげます。
トータル1時間かかりました。

検診と虫歯治療の話に戻りますが、このような虫歯も含めて、歯科検診の結果、何本の虫歯があったかという検診結果は正しいでしょうか?

それでは、検診をしている歯科医はそのことを知らないでしょうか?

歯科医は集団検診の精度のことは、みんなきちんと理解しています。
そのうえで、患者さんにつたえる検診結果は、あくまで、かかりつけ医できちんと診てもらうためのスクリーニング検査であり、苦手な歯科に行ってもらうきっかけとしての重要性を重視しています。

付け加え、ざっと見ているといっても、当然専門家ですので、一目見ただけで、さまざまな、潜在的リスクや疾患までみてアドバイスをしています。毎日、何人もの患者さんを長年みているプロですから。

そのような、ことから、検診の後に、かかりつけ医に適切に検診してもらうことが重要になります。
posted by 北山吉川歯科クリニック at 12:46| 虫歯の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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