2015年09月09日

歯槽膿漏の症状(歯周病の症状)

歯槽膿漏の症状(歯周病の症状)

歯槽膿漏(歯周病)の症状には
  • 歯肉の炎症(出血、腫脹、発赤)
  • 歯周ポケットの形成(歯と歯茎の隙間の拡大)
  • 歯肉の退縮(歯根の露出)
  • 歯の動揺(歯がグラクラする)
  • 歯の病的移動
  • 根分岐部病変(歯の根っこの分かれ目の
  • 歯槽骨吸収
  • 骨の形態異常
  • 排膿
  • 口臭
  • 疼痛
などがあります。

歯肉の炎症(出血、腫脹、発赤)

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健康な歯ぐき(歯肉)はピンク色をして、引き締まっていますが、病的な歯ぐき(歯茎、歯肉)は暗紫色や、赤褐色、暗赤色で歯ぐき(歯茎、歯肉)が腫れたり、ブヨブヨしたりした感じになっていることが多い。  

歯周ポケットの形成(歯と歯茎の隙間の拡大)

歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)は通常、健康な状態で、1~2mm程度になっていますが、それより深くなっている状態が、更に、歯槽膿漏を進行させる状態となり、そのような評価歯通常lポケットプローブと呼ばれる、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)を計る、特殊な器具で診査診断し、同時に、デンタルレントゲンの撮影により、正確に診査診断が行われる。  

歯肉の退縮(歯根の露出)

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歯槽膿漏(歯周病)の進行により、歯茎が痩せ、歯の根元(歯根)が露出したり、歯が長く見えたりする。

歯の動揺(歯がグラクラする)

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生理的動揺、病的動揺は歯が、まさしくグラグラし、その状態を、臨床上は、4段階に分けて評価する。

歯の病的移動

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もともとの歯列から、歯槽膿漏(歯周病)の進行により、歯並びが、ガタガタになったり、出っ歯になったり、することがよく見られます。

根分岐部病変(歯の根っこの分かれ目の病変)

多根歯の分岐部に起こる

歯槽骨吸収

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水平的吸収 垂直的吸収

骨の形態異常

骨隆起 骨増殖

排膿

歯周ポケットから膿が出る

口臭

歯周病に起因する病的口臭が起きる

疼痛

腫れや、咬合痛が生じる

京都 北山吉川歯科クリニックの歯周病治療については、当クリニックの歯周病治療HP、または治療ブログのカテゴリーからを参照してください。

posted by 北山吉川歯科クリニック at 18:37| 歯周病(歯槽膿漏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする