2011年07月25日

感染予防のための設備とは


最近、肝炎やエイズの感染予防に対する関心が高まっておりますが、当クリニックでは、安心して治療を受けていただけるように患者さんごとの器具の滅菌消毒を行っております。

このようなことは、どの病院のホームページでも、でも当たり前のように書かれていますが、実際は整備、徹底することが難しいものです。


歯を削る道具
Kavoというドイツのメーカーのもので、非常に高価な道具ですが、約5万回の高圧滅菌に耐えます。
当クリニックでは、さらに約3年で新しいものに交換します。

虫歯と歯槽膿漏を予防する道具

歯を白くする道具

チェアー(診療台)が3台、患者さんの一日の人数が8人から10人程度でこれだけの本数があれば、十分に患者さんごとに器具を消毒滅菌することができますが、これらはチェアー2台分の費用に相当しますが、チェアーの数を少なくし、交換できる器具を多く備えることで感染予防の質を高めていくことができます。
posted by 北山吉川歯科クリニック at 16:04| 感染予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月14日

インフェクションコントロール

operative-dentistry.jpg参考写真:
[The Art & Science of Operative Dentistry]より

アメリカにおける歯科治療は、一見すると大げさとも思える配慮と設備で感染防止が行われています。

エイズやSARSといった感染病も、今や世界中に及んでいます。いつ誰がどのような感染の危険にさらされているかわからない、というのが現実です。

肝炎・結核・などの原因菌は、アルコール殺菌消毒ではまったく効果がありません。ですから、感染を完全に予防するには専用の機器・設備を備える必要があります。


gas-mekkin.jpg
北山吉川歯科クリニックでは
感染予防のための設備として「ガス滅菌システム」使用しております。また、非常にハイレベルな技術に裏付けられている設備です。現在でもいまだに、一般の他医院ではあまり普及していません。このような設備は、本来は、すべての医療施設で採用していて当然なのですが、かなり大がかりな設備投資が必要なことから、実際には費用の面で採用できない医院がほとんどである、というのが現状なのではないでしょうか。

この「ガス滅菌システム」は、患者さん一人一人(そして医師自身も)が、安心して治療を行えるものです。当クリニックは、必要な設備をかけて可能な限りな感染予防効果が得られる環境を整えており、その点にも自信を持っています。

yobou-01.jpgyobou-02.jpg


posted by 北山吉川歯科クリニック at 20:00| 感染予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする