小学生になり、前歯が生え変わる時、前歯がすきっ歯になって永久歯の歯並びを気にされることがよくありますが、多くの場合、その後の犬歯が生えてくることで、その状態は自然に改善されることがほとんどでこれといった治療は必要ありませんが、そういった場合以外に専門的な診断による、治療が必要となる場合があります。
それには、ひとつは、上唇小帯と呼ばれる、上唇の裏側にあるすじが通常よりも下に付きすぎていて、て、隙間が閉じないようなこと、また、もうひとつは、埋伏過剰歯と呼ばれる、顎の中に埋まった歯が存在していて、歯並びが整うことを邪魔していることなどがあります。
前者はある程度の診査で診断できますが、後者の場合はレントゲンによる診査で初めて診断できるものになります。
どちらの、場合も治療することで改善でき、前者は簡単な治療ですみますが後者は原因歯の抜歯が必要になります。
posted by 北山吉川歯科クリニック at 18:36|
小児歯科(子供の歯)
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