2006年12月06日

歯磨きとフロッシングについて

正しいはみがきの方法は、個々の患者さんのお口の状態によってかわりますが、歯の残っておられる方すべてに基本となる方法があります。
それは、まず、正しい磨き方と正しいフロッシングからなります。

ブラッシング

1 、歯ブラシはペンを持つようにして、歯とはぐきの間に45 度の角度であてます.
2 、そして、優しく歯ブラシを前後に(歯の約半分ぐらいの大きさで)動かします。
3 、同じように、舌側のほうもきれいにします.
4
、かみ合わす面も歯ブラシを前後に動かして磨きます.
5
、前歯の裏側は歯ブラシのかかとの先を使って前にかき出すように磨きます。
6 、舌にも歯ブラシをかけて下さい。


フロッシング

1 、フロスを、約30cm ぐらいで切り、両手の中指に巻きつけます。
2
、巻きつけたフロスを、親指と人差指でピンと張っり歯にそわせて優しくこするような動きでフロスを通します.その時強く、歯ぐきにフロスを通すと歯ぐきを傷つけますので、必ず優しく通してください.
3
、フロスが歯ぐきの所まできたら、どちらか一方の歯にそわせて(C )のような形で曲げてください。
4
、それを、歯と歯ぐきの間のスペースに優しく通し、のこぎりをひくように歯の側面を優しくこすります。上下運動によってフロスを歯ぐきから歯にそわせて動かします。
5
、この動作を残りの歯にも、同様の動作で繰り返します。最後に、一番奥の歯の後ろを忘れないでください。




(ADA アメリカ歯科医師会パンフレット翻訳より)

posted by 北山吉川歯科クリニック at 12:08| 歯みがきについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする