2015年10月12日

歯科におけるレントゲン、CT検査のエックス線(放射線)の被ばく量について

歯科におけるレントゲン、CT検査のエックス線(放射線)の被ばく量について

歯科におけるエックス線による検査の種類と検査目的と被ばく量について説明します。

歯科におけるエックス線による検査の種類

歯科におけるエックス線による検査の種類と検査目的

歯科パノラマ撮影法

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このレントゲンは一般的にパノラマレントゲン(顎のレントゲン)と呼ばれ、歯科治療における日常の診療で最も多く、一般的に用いられているレントゲンです。

1枚のレントゲンで、お口全体の状態を把握でき、歯科的既往歴、埋伏歯、顎関節の状態、唾石の有無、蓄膿(上顎洞炎)、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(根管治療、歯内療法)などを一度に診ることができます。

但し、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病、(根管治療、歯内療法)などをより正確に診査、診断するには、デンタルレントゲンやバイトウィングレントゲンなどを併用する必要があることが多くあります。

  • 頭のレントゲン(15p×30cmのパノラマか、25p×30cmの六つ切りか で一般的に約0.04mSv、当クリニックでは、平均成人男性で約、0.01mSvに設定 身長、体重などで最適化しています)

セファロ撮影法

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側方位から撮影される(側面撮影法)レントゲン

 

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前後方向位から撮影される(正面撮影法)レントゲン

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セファロのコンピューター計測

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セファロと顔貌のコンピューターによる合成計測

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術前の状態

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コンピューター診断にもとずく治療後(歯列矯正治療)の状態

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術前の上顎洞炎(蓄膿症)のレントゲン

右側(画像では左側)の副鼻腔(上顎洞)が白く曇っている(不透過像がみられる)

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術後の上顎洞炎(蓄膿症)のレントゲン

右側(画像では左側)の副鼻腔(上顎洞)が黒く透けている(不透過像の焼失がみられる)

  • 歯のレントゲン (一回約0.040mSv、更に3cm×4cmの狭い照射部位のみ、ほぼ他の部位に影響がないといわれている当クリニックでは、1枚約、0.005mSvに設定最適化しています)

一般的に日常診療で歯のレントゲンと呼ばれるものは、デンタルレントゲンを指すことが多いです。

 

標準的撮影法

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デンタル18枚法

デンタルレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

18枚法と呼ばれる方法で、一本の歯の歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(歯根の病気)などを調べるのに最も確実なレントゲンの一つです。

咬翼法

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バイトウィングレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

デンタルレントゲン(標準的撮影法)と違う点は、歯と歯の間に初期虫歯がより確実に調べることができる点と、一枚の撮影で、約8本の歯を診断することができるため、(デンタルレントゲンの場合約4本)レントゲンの被ばく量(被爆量)を最小限に抑えながら、初期虫歯がより確実に調べることができる点、また、小児歯科の場合などに、レントゲンのセンサーまたはフィルムを保持することが容易である点などが挙げられます。

 

歯のレントゲンの検査により、痛みを感じた時点では、手遅れの場合が多い病気を、自覚症状のない時期に、早期発見早期治療ができる。

また、その結果、歯をなるべく削らない、歯の神経を抜かないなどの、予防的な治療ができる。

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見た目ではわからない虫歯の大きさと場所を発見できる

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見た目にもわからず、痛みなどの自覚症状もない銀歯の下の虫歯を発見することができる

 

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歯と歯の間の虫歯を発見するためのレントゲン検査

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術前に虫歯の大きさと、他の見えない虫歯を発見することができます。

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  • CT検査 (当クリニックでは、平均成人男性で約0.1mSvに設定 身長、体重などで最適化しています)

当クリニックでは、CT撮影による被ばく量を最小限にして、検査による治療に対するメリットを最大限に活かせるように、医科用CTに比べ約20分の1以下になるフルサイズCBCT(コンビームCT)を完備し、また、撮影スライス幅を1mmに設定し(通常は0,5mmが一般的なため、その半分の線量で済む)、更に、最新のコンピューターグラフィックス処理により、3次元構築された画像がより鮮明になるように設定されています。

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CTの単純スライス画像

 

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前歯の骨欠損状態がよくわかる

 

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インプラント手術を予定している部分の骨密度、神経管の状態を観察でき、安全なインプラントの手術ができる

 

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1本から、顎全体のバランスを3次元的に調べることができる。

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インプラント手術前に歯列のバランスや、上の歯との噛み合わせも知ることができる。

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更に、CT画像から、皮膚や粘膜の状態もコンピューター処理を行い、インプラント手術後入れた歯の位置やかみ合わせ、バランスも術前にシュミレーションできる

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歯性上顎洞炎の有無や、原因歯の特定も行える

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最新のCTによる根管治療の検査

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CT画像

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同部位口腔内画像

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同部位レントゲン画像

 

このように、歯科におけるエックス線の被ばく量と、レントゲン等の検査をすることで知ることのできる、患者様の歯科疾患の状態と、歯科医が行う治療の安全と、治療結果の向上おを考えれば、エックス線検査の必要性と、利点が、患者様のためのものであることが理解してもらえると思います。

 

当クリニックでは、当クリニックに設置された最新のCT撮影設備で撮影を行い、CT(コンピューター断層撮影法 Computed Tomographyの略)で撮影された頭部をさらに、最新のコンピューター画像処理システム(当クリニックはクリニックのシンプラントSimplant ProおよびSIERAというソフトウェアーで処理解析)して診断、およびシュミレーションを行っております。

また、撮影したCTのデータはクラウドやプライベートサーバーにて管理し、耳鼻科をはじめ医科の他科とのやり取りや他の歯科医院様においてCTの設備の有無にかかわらず、画像診断のやり取りができるよう、フリービューアー付の診療情報提供や、汎用データ出力でのやり取りが可能です。

京都 北山吉川歯科クリニックについて詳しくは公式HPを参照してください。



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転倒によるお口の怪我について

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転倒、衝突、事故などで、顔や口、歯、顎などをぶつけた時に、打撲や外傷などの強い力が加わり、様々な怪我や病気を引き起こすことがあります。

そのような時の緊急、救急の対応として、患者様が知っておくことで、のちの症状、予後が大きくかわる事柄があります。

転倒などによるお口の怪我は

  1. 全身の診断(医科)
  2. 頭部の診断(医科)
  3. 顔面の診断(医科、歯科)
  4. お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)
  5. 歯の診断(医科、歯科)

という順番で注意を払う必要があります。

医科で、まず、出血に対する処置、気道の確保、脳、頭部、眼科、耳鼻科でのチェックを終えて、あるいは、並行して、それから、歯科口腔外科の診断治療が流れになります。

特に、頭部の外傷は様々な合併症や重篤な症状を引き起こすこともあり、また、医科での診断処置が最優先です。

 

ここでは、3以下の歯科での治療について説明します。

  • 顔面の診断(医科、歯科)

顔面や顎をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚などの軟組織の損傷、顎顔面の骨折などがみられ、皮膚の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 鼻の骨
  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

などが挙げられます。

  • お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折などがみられ、皮膚、口腔粘膜の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚、口腔粘膜の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

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上顎と下顎の骨折頻度の高い部位

などが挙げられます。

  • 歯の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる歯の外傷には主に、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折、脱臼、歯冠。歯根の破折などがみられ、それらの診断をします。

歯の外傷の部位、種類としては、

  • 歯の破折
  • 歯根の破折
  • 顎の骨(歯槽骨)
  • 歯の脱臼(歯髄、歯根膜の断裂)

などが挙げられます。

 

歯科・歯科口腔外科での治療について

症状

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  • 歯がグラグラする
  • 歯が痛い
  • 歯が黒くなってきた
  • 歯が飛び出ている
  • 歯が抜けた
  • 歯が割れた

など

検査

  • レントゲン(パノラマレントゲン、デンタルレントゲン、頭部レントゲン、正貌、ウォータース、咬合法など)
  • CT
  • 温度診
  • 電気歯髄診

診断

  • 歯牙破折
  • 歯根破折
  • 外傷性歯根膜炎
  • 歯牙脱臼
  • 顎骨折
  • 歯槽骨骨折
  • 歯肉粘膜裂傷

治療

先ずは必要に応じて、止血、感染予防、疼痛のコントロールのための投薬、顎、歯の整復処置を行う

  • 歯牙破折

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破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 歯根破折

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破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 外傷性歯根膜炎

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 歯牙脱臼

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 顎骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯肉粘膜裂傷

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症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)を行う

予後

  • 歯牙破折

 

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 歯根破折

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 外傷性歯根膜炎

整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 歯牙脱臼

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整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 顎骨折

観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯肉粘膜裂傷

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症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)、抗生剤の投与などで、きれいに回復します。

posted by 北山吉川歯科クリニック at 15:06| 口腔外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

歯槽膿漏治療症例

重症歯槽膿漏症例1

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術前写真
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  術後写真

重症歯槽膿漏症例2

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  術前写真
140112(77)のコピーのコピー
  術後写真

重症歯槽膿漏症例3

  140112(7)のコピーのコピー
  術前写真
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  術後写真

重症歯槽膿漏症例4

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  術前正面写真
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  術前右側面写真
140128(247)
  術前左側面写真
140128(248)
  術後正面写真
  140128(249)
  術後右側面写真
140128(250)
  術後左側面写真
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歯槽膿漏の予後

歯槽膿漏(歯周病)治療の予後とは、歯槽膿漏(歯周病)から回復し、なおかつ、歯槽膿漏(歯周病)が十分にコントロールできている環境にあることが、良い予後を保っているといえます。

040408(180) 
術前 2004/04/08
041113(167) 
術直後 2004/11/13
130704(21) 
術後定期健診時
  予後を左右する要因
全体的な条件
一口腔としての条件
個別の歯の条件
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歯槽膿漏の治療

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  術前写真
140112(77)のコピーのコピー
  術後写真
  歯槽膿漏(歯周病)治療は基本的には、正しいブラッシングと歯槽膿漏(歯周病)にかかりにくい生活習慣を心掛けることで病気を予防することは可能です。また、早期発見、早期治療を受けることで、進行を止めたり、また、最近ではすでに進行してしまった歯槽膿漏(歯周病)をインプラント治療や歯槽膿漏(歯周病)手術、補綴治療(差し歯や入れ歯)、等で審美的にも、機能的にも回復していくことが可能です。

歯槽膿漏(歯周病)治療の進め方
緊急処置
  • 歯周膿瘍
  • 根尖膿瘍
  • 急性歯髄炎
初期治療
  • プラークコントロール、モチベーション(動機付け)、ブラッシング指導
  • スケーリング、ルートプレーニング
  • 歯周ポケット掻把
  • 咬合調整
  • 保存不可能な歯の抜去
  • 暫間固定
  • 不良補綴物の修正、除去
  • 習癖の矯正
  • 虫歯等の処置
  • 緊急処置
  • 暫間補綴
  • 部分矯正
  • その他
再評価
  • 口腔内及び歯周組織の状態と、経過
歯周外科
  • 歯周ポケットの外科的除去と、歯周組織の形態修正
 
最終治療
  • 咬合調整
  • 永久固定
  • 修復
  • 矯正
  • 補綴
メインテナンス
  • 定期健診
  • レントゲンによる経過観察
 
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歯槽膿漏の診断

歯槽膿漏(歯周病)の症状には、大きく
  • 歯肉炎(歯ぐきの歯槽膿漏)
  • 歯周炎(歯を支えている顎の骨の歯槽膿漏)
に分けられます。

歯肉炎(歯ぐきの歯槽膿漏)

歯ぐきが腫れていて、歯と歯の間の歯周ポケットが深くなっているが、歯を支える顎の骨に影響がない状態で、歯槽膿漏(歯周病)の初期の症状になります。

歯周炎(歯を支えている顎の骨の歯槽膿漏)

歯ぐきが腫れていて、歯と歯の間の歯周ポケットが深くなっており、また、歯を支える顎の骨が溶け始めている(顎の骨が痩せ始めてきている)状態で、本格的な歯槽膿漏(歯周病)の症状になります。 臨床上、虫歯を進行状態でC1 C2 C3 C4 と呼ばれる(英語で虫歯を Cariesと呼ぶため)のに対し、この歯周炎はその進行状態で英語のPeriodontal disese の頭文字をとってP1 P2 P3 P4と分類されます。P0
健全な歯
(歯を支える骨が歯のくびれの黄色いラインまである)
P1
P1
(歯を支える骨が歯のくびれ部分より下に下がってきている)
P2
(歯を支える骨が歯の根の半分より下に下がってきている)
P3
(歯を支える骨が歯の根の3分の2より下に下がってきている)
  P4
P4
(歯を支える骨が歯の根の先までほとんどなくなっている)
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歯槽膿漏の検査

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歯槽膿漏(歯周病)治療の検査

歯槽膿漏(歯周病)治療の検査には、問診、視診、触診、打診、温度診、電子歯髄診、レントゲン診査、咬合診などがあります。

問診

歯槽膿漏(歯周病)治療に先立ち、患者様の症状、経過、年齢、全身的、局所的既往歴、等を聞くことで診断する。

視診

歯槽膿漏(歯周病)治療)に先立ち、患者様の症状や歯とその周辺の組織の状態、歯石の有無や付着状態(歯肉縁上歯石)を診ることで診断する。 歯肉の腫脹、発赤、出血、排膿等

触診

歯槽膿漏(歯周病)治療)に先立ち、患者様の症状や歯とその周辺の組織の状態を触診することで診断する。 具体的には、歯の動揺度、など

打診

歯槽膿漏(歯周病)治療に先立ち、患者様の症状や歯とその周辺の組織の状態を打診することで診断する。 打診による歯の動揺度により、歯槽膿漏(歯周病)を分類する。最近では、コンピューターによる動揺度の分析を行うこともある。

温度診

歯槽膿漏(歯周病)治療)に先立ち、患者様の症状や歯とその周辺の組織の状態を冷やしたり、温めたりすることで診断する。 具体的には、冷やした状態でしみる場合は経過観察、温めた場合に痛みが増すときは、歯髄炎(歯の神経が炎症状態にあり、可逆的な状態でなく、悪化したり、そのままズキズキ痛みが止まらなくなる場合が多く、歯の神経の治療が必要になると診断する場合が多い等)

プラークコントロール診査

歯槽膿漏(歯周病)治療に先立ち、染め出し液による、磨き残しや、プラークコントロールの状態を検査することにより、 歯槽膿漏(歯周病)のリスクや部位を診査する

レントゲン診査

歯槽膿漏(歯周病)治療)に先立ち、様々な種類のレントゲンを用いて、歯槽膿漏(歯周病)を評価する。 レントゲンの種類は、パノラマレントゲン(自列全体を診るのに適する)、デンタルレントゲン(個々の歯をより精密に診るのに適する) レントゲン診査により、歯冠、歯根の形態、歯周組織(歯槽骨、歯根膜)の状態、歯石の有無などを調べることにより、歯槽骨の吸収の程度、根分岐部病変の有無、咬合性外傷のチェック、予後の観察等を行う。

咬合診

患者さんに、カチカチと噛んでもらいながら、指を歯の表面に添え、歯の動揺を診査する。

模型(スタディーモデル)診査

咬み合わせの状態、歯の位置、咬耗、歯肉の位置や形態等を診査する。

細菌検査

顕微鏡等で、細菌(歯周病菌)をチェックする    

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歯槽膿漏の原因

歯槽膿漏(歯周病)の原因


歯槽膿漏(歯周病)の原因には代表的なものとして、次のようなものがあります。
局所的原因(炎症性、非炎症性)
(炎症性、細菌性)
  • プラーク(歯垢)
  • 歯石
  • 不良修復物・補綴物(歯の詰め物や被せ物)
  • 歯の形態異常
  • 歯ぐきの形態(痩せた歯ぐき、柔らかい歯ぐき、歯ぐきのスジ)
  • 口呼吸
(非炎症性、非細菌性)
  • 外傷性咬合(かみ合わせの異常)
  • ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)
  • 弄舌癖
  • 職業性習癖
全身的原因
  • 生活習慣
  • 食生活
  • 精神的要因
  • 全身疾患
  • 妊娠
  • 薬物疾患
  • 遺伝的要因
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歯槽膿漏治療の目的

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歯槽膿漏(歯周病)治療の目的とは、歯槽膿漏(歯周病)から回復し、なおかつ、歯槽膿漏(歯周病)が十分にコントロールできている環境にあることであり、それが、歯槽膿漏(歯周病)治療の目的です。
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2015年09月09日

歯槽膿漏の症状(歯周病の症状)

歯槽膿漏の症状(歯周病の症状)

歯槽膿漏(歯周病)の症状には
  • 歯肉の炎症(出血、腫脹、発赤)
  • 歯周ポケットの形成(歯と歯茎の隙間の拡大)
  • 歯肉の退縮(歯根の露出)
  • 歯の動揺(歯がグラクラする)
  • 歯の病的移動
  • 根分岐部病変(歯の根っこの分かれ目の
  • 歯槽骨吸収
  • 骨の形態異常
  • 排膿
  • 口臭
  • 疼痛
などがあります。

歯肉の炎症(出血、腫脹、発赤)

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健康な歯ぐき(歯肉)はピンク色をして、引き締まっていますが、病的な歯ぐき(歯茎、歯肉)は暗紫色や、赤褐色、暗赤色で歯ぐき(歯茎、歯肉)が腫れたり、ブヨブヨしたりした感じになっていることが多い。  

歯周ポケットの形成(歯と歯茎の隙間の拡大)

歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)は通常、健康な状態で、1~2mm程度になっていますが、それより深くなっている状態が、更に、歯槽膿漏を進行させる状態となり、そのような評価歯通常lポケットプローブと呼ばれる、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)を計る、特殊な器具で診査診断し、同時に、デンタルレントゲンの撮影により、正確に診査診断が行われる。  

歯肉の退縮(歯根の露出)

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歯槽膿漏(歯周病)の進行により、歯茎が痩せ、歯の根元(歯根)が露出したり、歯が長く見えたりする。

歯の動揺(歯がグラクラする)

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生理的動揺、病的動揺は歯が、まさしくグラグラし、その状態を、臨床上は、4段階に分けて評価する。

歯の病的移動

140112(7)のコピーのコピー

もともとの歯列から、歯槽膿漏(歯周病)の進行により、歯並びが、ガタガタになったり、出っ歯になったり、することがよく見られます。

根分岐部病変(歯の根っこの分かれ目の病変)

多根歯の分岐部に起こる

歯槽骨吸収

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水平的吸収 垂直的吸収

骨の形態異常

骨隆起 骨増殖

排膿

歯周ポケットから膿が出る

口臭

歯周病に起因する病的口臭が起きる

疼痛

腫れや、咬合痛が生じる

京都 北山吉川歯科クリニックの歯周病治療については、当クリニックの歯周病治療HP、または治療ブログのカテゴリーからを参照してください。

posted by 北山吉川歯科クリニック at 18:37| 歯周病(歯槽膿漏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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